【頭に入らない/覚えられない】介護福祉士資格試験!受験対策講座の選び方~通信講座/比較編~
名称受講費用標準学習期間合格実績
ユーキャン49,8006カ月10年で
約3万名
資格の大原40,0004カ月不明
アガルート39,8002カ月~
6カ月
不明
ニチイ24,0002カ月~
6カ月
合格率88.2%
三幸福祉
カレッジ
25,000~33,0001ヶ月~
4カ月
合格率92.0%
湘南国際
アカデミー
19,800~27,500公表
なし
合格率90.7%
日本キャリアパスアカデミ28,000公表
なし
不明

「通信講座は、やっぱり、コスパが一番でしょ。合格率が高いのに費用も安いって、最高じゃん。」

「聞いたことない名前の会社より、やっぱり、有名な会社の教材のほうが安心感がある。」

「ヤバい。どれも同じに見えてきた。口コミ数が多くて、高評価の通信講座にしちゃおうかな。」

・・・、ちょっと待って!

少しばかり安いからとか、ネームバリューネットの口コミ信憑性のない合格実績など、いわゆる他人の評判や評価で、資格試験の対策講座を選んでませんか?

介護福祉士の資格取得のため、いざ通信講座を受講しようとすると、その講座の数は多く、また、受講費用も様々で、

「なにを基準に選んだらいいんだろ、どの講座も同じようなこと書いてあるし・・・。」

と、正直なところ、ぼくも辟易しながら迷いに迷いました。

でも、迷いに迷っていろんな寄り道をした結果、なんとか合格したからこそ、分かったこともあります。

じつは、通信講座(教材)選び」に大切なのは、口コミでも、知名度でも、コスパでも、合格実績でもないのだと。

「通信講座(教材)選び」で大切なポイントは、以下の2点だけ。

  1. 自分の学習能力に応じた通信講座
  2. 自分の生活環境に応じた通信講座

を選ぶことなんです。

恥ずかしながら、介護福祉士の資格を取得しようと思い立つまで、勉強という勉強をしたことがありませんでした。

そんな僕ですが、自分の学習能力と生活環境に合った通信講座を選ぶことで、一発で介護福祉士の試験に合格することができました。

そして、その2年後には、同様の方法でケアマネの資格試験に一発で合格しています。

今回の記事では、その一発で介護福祉士とケアマネ資格取得した「通信講座の選び方」についてご紹介します。

僕のように、

初めての勉強、久しぶりの勉強で、どこをどのようにの勉強をしたら合格するのかわからない人、

時間もないから、独学ではなく、通信講座で確実に介護福祉士の資格を取りたいって人に、ぜひ伝えたい。

この記事を読むことで、あなたにもピッタリな通信講座がみつかり、介護福祉士の資格試験に一発で合格すること、まちがいなし!

各社の講座の特徴と、その使用教材について

名称講座の特徴使用教材
ユーキャン特に初学者や時間のない人でも無理なく学習できるカリキュラム。紙媒体の基本テキスト6冊と、副教材としてWEB教材あり。
資格の大原映像教材はWEBもしくはDVDから選べる。別途入学金あり。映像中心の教材。
アガルート基本テキストを1冊にギュッと集約。最短ルートでの合格がウリ。紙媒体の基本テキスト1冊と、副教材としてWEB教材あり。
ニチイ高い合格率と受講費用の安さを両立。紙媒体のテキストのみ。
三幸福祉
カレッジ
ベース料金を低く抑え、自分に合ったオプションを選択。筆記コースは紙媒体のテキストのみ。WEBコースはテキストの閲覧はweb上でのみ可能。
湘南国際
アカデミー
合格ラインの60%の正答率に特化。質問解答などサポートは無い。紙媒体の基本テキスト1冊と、副教材としてWEB教材の選択可能。
日本キャリアパス
アカデミー
実務者研修とセット申込で、通信講座費用が半額になる。紙媒体の基本テキスト1冊のみ。

学習能力に応じた講座選び

まず、資格取得しようと考えている人(学習者)は大きく分けて、「初学者」と「学習経験者」に分かれます。

ここでいう「初学者」とは、初めて資格取得の勉強や学習を行う人のことで、つまり、僕のように、介護福祉士の試験勉強まで義務教育以外に勉強らしい勉強をしたことがない人は「初学者」にあてはまります。

一方で、「学習経験者」とは、これまでに資格取得等に関して試験勉強や学習をしたことのあり、なおかつ、良い結果を残した人のことを指します。

介護福祉士の資格取得を志す学習者の中にも、この「初学者」と「学習経験者」が混在しており、そのために介護福祉士の資格取得のための通信講座にも「初学者」と「学習経験者」を対象とした講座も、数多く混在する結果となっています。

その初級者向けや中上級者向けの講座が混在した中から、いざ通信講座を利用しようとした際に、「驚異の合格率」とか「最短ルートで合格」とか「コスパ№1」とか、一見同じような売り文句に「一体全体どれにすればいいの?」っていう選び難さの一因となっています。

コスパや合格実績、口コミでは、自分がどの講座に当てはまるのかはわかりません。

なぜなら、それはあくまでもその人が、その人だからこそ、その環境で合格したというのにすぎず、とても再現性の低い方法だからです。

再現性の高い方法とは、抽象化することです。他人軸ではなく自分軸で講座を選ぶことです。

まず、コスパや合格実績、口コミではなく、初学者は初学者向けの、学習経験者は学習経験者向けの、つまりは、自分の学習能力に応じた講座選びが必要なんですね。

では、具体的にどの講座が初学者向けの講座で、どの講座が学習経験者向けの講座なのでしょう。

一つの指標となるキーワードは標準学習期間です。

各社が公表している標準学習期間(無理のない学習ペースで講座を修了する目安となる期間)を見てください。

早いところは1カ月、遅いところは6カ月と、つまり、「1カ月あれば合格しますよ」って講座もあれば、「いやいや、うちは半年は必要ですよ」って講座もあります。

じっくりコツコツ長い期間かけて勉強するのが初学者向けの講座で、短期間での合格を目指すものは学習経験者向けの講座といえます。

生活環境に応じた講座選び

学習能力に応じた講座選びだけでなく、生活環境に応じた講座選びも大切です。

なぜなら、初学者、学習経験者に問わず、学習者の生活環境はそれぞれで違い、その結果、学習時間が取れる人学習時間が取れない人が存在するからです。

講座選びで気を付ける2つ目のポイントは、両者では学習方法がそれぞれ異なるという点です。

フルタイムで働きなおかつ、自宅へ帰れば家事や子育てに追われる生活環境の人は机の前に座るどころではなく、

一方、子育てがひと段落した人や一人の時間がある方は、自分次第である程度の時間を勉強に割くことも可能だと思います。

机の前の座る余裕のない人は、家事や仕事の合間にスキマ学習、ながら学習をするしかなく、テキストを開いている余裕なんてありません。

スキマ学習に適したDVDやWEBなどの映像教材を利用し、少しの時間でも効率的に学習できる講座を選ぶ必要があります。

学習時間が取れる生活環境の人

”学習時間が取れる生活環境の人”は、

自分の能力に応じて、初学者向け、学習経験者向け、どちらかの好きな教材を選びましょう。

机で勉強できる人は紙媒体のテキストをおススメします。

紙媒体の利点は直感的な操作ができること。

スマホやパソコンを利用した教材はどこでも持ち運べどこでも勉強できる便利なシロモノですが、直感的な操作という点ではまだまだ紙媒体に劣り、特にテキストを視覚的に読み込み頭にインプットするという点では、ある程度の慣れも必要なように感じました。

40代の僕の感想なので若い世代の方はそうとはかぎらないかもしれません。とにかく、慣れている方をお勧めします。

試験までの残り日数に応じた教材が良いので、各講座の標準学習期間を確認しましょう。

初学者の方は標準学習期間が長めな講座を、

学習経験者は「60%の正答率で最短ルートの合格」を売りにする講座も選択肢に入ります。

講座が決まれば、あとは勉強の継続化です。勉強が習慣となれば合格間違いなしです。

学習時間が取れない生活環境の人

問題は”学習時間が取れない生活環境の人”です。

フルタイムで働き、家に帰れば子育てや家事に追われる方はまとまった学習時間をとることは困難でしょう。

そんな方にお勧めなのが、映像教材を使用して隙間時間を活用した「ながら学習」です。

通信講座の教材は大きく分けて、紙媒体のテキスト教材と、DVDやスマホやパソコンを利用したWEBの映像教材に分かれます。

どちらともに一長一短ありますが、好き嫌いの好みで選ぶのではなく、一日のうち勉強をする環境に合わせた教材を選ぶことがポイントです。

映像教材の一番のメリットは場所や環境を選ばず、使いようによっては「ながら作業」で学習できる点ではないでしょうか。

例えば、フルタイムで働き、なおかつ家に帰れば子育てに追われる方は、1日30分すら机の前に座ることは難しく隙間時間を見つけて学習せざるをえません。

そんな生活環境の人の学習場所って

  • 通勤時間の車内であったり、
  • 会社の休憩時間、
  • 家事の合間の5分

だったりするのですが、そんな時に役立つのが映像教材です。

運転中なんかは画面を見ることはできませんが、DVD教材なら音声は耳から入ってきます。

電車内であればスマホ片手にインプットもアウトプットも可能です。

会社の休憩中に皆の前でテキストを広げるのは気が引けますが、スマホでWEB学習なら何してるかなんてわかりません。

家事の最中だってテキスト持って歩くなんて非現実的です。

でもスマホなら子供たちがテレビに集中している合間に一問一答も可能です。

「ながら学習」がメインになりそうな生活環境の人にとって、DVDやWEBなどを使った映像教材は強い味方といえます。

まとめ

介護福祉士資格取得~通信講座(教材)の選び方~
1.  自分の学習能力に合った教材を選ぶ。

介護福祉士の受験生といっても、その学習能力は年齢同様さまざまです。初学者向けの教材と学習経験者向けの教材がありますので、初学者は初学者向けの教材を学習経験者は学習経験者向けの教材を選びましょう。

2.自分の生活環境に合った教材を選ぶ。

学習時間が取れる人は学習能力に応じた好みの教材を、学習時間が取れない人は、通勤途中、会社での休憩時間、家事の合間などの隙間時間を見つけだし、DVDやWEBなどの映像教材を利用した「ながら学習」がおススメです。

つまりは、介護福祉士の資格取得のため通信講座を受講しようとする人たちは

  1. 初学者で学習時間の取れる人
  2. 初学者で学習時間の取れない人
  3. 学習経験者で学習時間の取れる人
  4. 学習経験者で学習時間の取れない人

以上の4パターン存在します。

そして、それぞれに適した講座を選ぶとしたら、以下の表のようにまとめることができます。

受講対象者学習時間の
取れる人
学習時間の
取れない人
初 学 者手堅く
ユーキャン
価格でニチイ
映像教材に
特化した、
資格の大原
学習経験者どれでも
好みの講座
どうぞ!
アガルート
合格へ
最短ルート

初学者向けおススメ講座

  • 標準学習期間の長めなもの
  • テキストが初学者向けとうたってあるもの

以上の2点に留意し、初学者向けの講座を選びましょう。

間違っても、短期間での合格をうたっている講座には手を出さないよう気をつけてください。

それは、学習経験者(上級者)向けの講座です。

学習時間の取れる人は、

ユーキャン

初学者に特化した講座がユーキャンの介護福祉士通信講座です。

ユーキャンの6冊からなる基本テキストは、図やグラフ、挿絵などが豊富で、文字がずらずらと並んでいるテキストより視覚的に関連付けて記憶しやすいので、

初めて学習する人や、「どうしても覚えられない、頭に入らない。」と悩み何度受験しても良い結果が出てない人にお勧めです。

標準学習期間は6カ月と長めに設定してあり、勉強することに慣れていない初学者が、コツコツとマイペースで勉強ができます。

また、ユーキャンの場合、副教材にWEBでの「学びオンラインぷらす」というスキマ時間にテスト形式のeラーニング機能や、わからないところがあればその場で質問できる機能もあるので、「スキマ時間しか勉強できない、なおかつ、初学者」なんて人は最適な教材ですね。

👇初学者向けに特化した≪ユーキャンの公式サイト≫はコチラ👇

ユーキャンの介護福祉士講座


ニチイ

ニチイの通信講座の標準学習期間もユーキャンと同じく6カ月と長めの設定で、勉強することに慣れていない初学者が、コツコツとマイペースで勉強ができます。

ニチイの場合、教材が紙媒体のテキストのみで、スマホやパソコン等を利用したWEB学習などの映像教材に対応していません。外出先や家事の合間のスキマ学習がしにくいその分だけ、受講費用が安い印象です。

少しでも費用を浮かせたい方は、選択肢の一つになります。

学習時間が取れない人は、

資格の大原

学習時間が取れない人は、映像教材に特化した資格の大原の通信講座がおススメです。

映像教材を中心に学習を進めるので、通勤途中、会社での休憩時間、家事の合間での隙間時間を利用した「ながら学習」が可能となります。

教材はDVDか、スマホやパソコンを利用するWEB教材のいずれかを選択できます。

DVD教材を扱うのは今回ご紹介した講座の中で、資格の大原だけです。DVD教材が良いって人には最適です。

また、受講料のほか、入学金として6,500円が別途、必要となります。

👇≪資格の大原の公式サイトはコチラ👇

資格の大原では、一生モノや就職に役立つ資格取得をサポート【資格の大原】

学習経験者向けおススメ講座

学習時間の取れる人は、

どれでもお好きな講座をお選びください。

紙媒体のテキストで勉強したいのか、スマホやパソコンでWEB学習が良いのか、

机で勉強したいのか、外出先や何かの合間に勉強したいのか、

ゆっくりコツコツ確実に勉強したいのか、それとも、短期間で集中して勉強を終わらせたいのか、

あなたの学習スタイル、ライフスタイル次第です。

学習時間の取れない人は、

学習経験者のアドバンテージは、「最短ルートでの合格」がうたい文句の速習講座を選べる点です。せっかくなら利点は生かしたいですよね。

通信講座を使えば、学習経験者なら最短1ヶ月からの学習で合格可能です。

アガルート

そこで、学習経験者向けの講座としておススメなのが、アガルートの介護福祉士通信講座です。

アガルートの介護福祉士通信講座のテキストは、幅広い分野に渡る介護福祉士の試験内容が一冊のテキストにギュッと集約してあり、標準学習期間も最短で2カ月~と短く設定してあります。※ちなみに、ユーキャンのテキストは6冊からなり、その標準学習期間は約6カ月。

ギュッと集約したテキストに連動したWEBでの講義動画もあり、外出先でのスマホやPCなどで隙間時間を使った効率的な学習も可能です。

講座内容への質問は回数に制限はないので、わからない点は何回でもバッチリ聞けるフォロー制度もあり、安心できます。

また、合格した際の特典として、レビュー等の適用条件がありますが、10000円のお祝い金、もしくは、受講料全額返金などの、インセンティブも充実しています。

受講申し込み前に、アガルートでの資格取得にまつわる

「どうやって学習を始めればいいの?」

「学習を続けていけるのか不安がある。」

「資格に詳しい人に話を聞いてほしい。」

などの不安や悩みの無料相談会も下記の≪アガルート公式サイト≫で行っていますので、ご興味ある方は一見の価値あります。

👇≪アガルートの公式サイト≫はコチラ👇

アガルートアカデミー

≪アガルートの公式サイトはコチラ≫


資格の大原

学習時間が取れない人は、映像教材に特化した資格の大原の通信講座がおススメです。

映像教材を中心に学習を進めるので、通勤途中、会社での休憩時間、家事の合間での隙間時間を利用した「ながら学習」が可能となります。

教材はDVDか、スマホやパソコンを利用するWEB教材のいずれかを選択できます。

DVD教材を扱うのは今回ご紹介した講座の中で、資格の大原だけです。DVD教材が良いって人には最適です。

また、受講料のほか、入学金として6,500円が別途、必要となります。

👇≪資格の大原の公式サイトはコチラ👇

資格の大原では、一生モノや就職に役立つ資格取得をサポート【資格の大原】










さて、いかがでしたでしょうか。あなたに合った通信講座はみつかりましたか?

自分の学習能力と生活環境に応じた講座が見つかれば、あとは勉強の継続あるのみです。

勉強が習慣化すれば、合格は間違いないですからね!

👇≪勉強を習慣化する方法≫については、以下の過去記事をご覧ください。👇



それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

皆さんに相性ピッタリな通信講座が見つかり、介護福祉士の資格取得が叶いますよう、お祈りしております。


おまけ

湘南国際アカデミー

試験は全部で125問ありますが、実は「合格」するためには125点満点をとる必要はないのです。60%をクリアすればいいのです。

湘南アカデミー公式サイトより

いわゆる、山掛けです。

山を掛ける(やまをかける)[=張る]

1.万に一つの幸せを狙って投機的な冒険をする。

2.試験で、問題に出そうな箇所を推定する。

あまり良い表現ではないですが、湘南アカデミーは合格率90.2%とのことで、

山を張るのも一つの手段といえます。